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結局、ご飯を食べる前に身体に火が点いてしまったあたし達は寝室のベッドへと移動していた。
気付けば、服は全部剥ぎ取られたのに、エプロンだけ身に着けたまま。
そんな格好ゼッタイしないって言ったのに…
まさか流れに身を任せてそんな格好にさせられるとは考えてなかった。
「…ふ。すっげーエロいね、やっぱ。」
あたしを組み敷きながら、満足そうに呟く。
「っもう…ヤダって言ったのに。賭けてもないじゃん、まだ。…あっ!」
文句を言った途端、エプロンの上から胸の先端を甘噛みされて、思わず声が漏れる。
「俺がしたいから、するんだよ。」
….なんて勝手なんだろう。
とは思いつつも、卓人のくれる刺激に翻弄されて、反論する気力が奪われる。
そうなんだ。
いつも卓人は強引で、でもその強引さにあたしは惹かれてて。
つい許してしまう。
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