R2年1月

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《片付け》 当家では子供達にホイホイおもちゃを買い与える事はないのですが、貰い物やら、子供用の食事メニューに付いていたりするものでいつの間にやらおもちゃの量が増えて行っているのが現状です。 特にハッピーセッ〇やら、ハッピ〇セットやら、ハッピー〇ットやらのおもちゃが大半なのですが、こういうものってせいぜい数日もすれば遊ばなくなってそこら辺に放置されているんですよね。 「もう遊ばないんやったら捨ててしまうで!!」 と一喝すると 「まだ遊ぶから置いといて」 と言う。 そしてそのまま数日が経過しても一向に遊ぶ様子はなく放置されたまま。 そんなループが続きますので、ある日いつものごとくソファーでダラダラしているはっくに言いました。 「あのさぁ、はっくさん。いつまでおもちゃを放置してくつもり?まだ遊ぶっていうから置いてあるんやで?」 「だって・・もう飽きたんやもん・・」 自分の返答が悪い事だとはわかっているのでしょう。 モソモソと歯切れ悪く言い訳するはっくに、少し違った角度からのアプローチを提案してみました。 「じゃあさ、おもちゃ単体で遊ぶんじゃなくて、色んなおもちゃを組み合わせてみたら?そうしたら今まで気づかなかった遊び方が見つかるかもよ?」 ワタシ自身、子供の頃は色んな種類のおもちゃを集めて<町>を作って遊んだりした経験があります。 その当時を懐かしく思い出しつつそうアドバイスを送ると、なるほどと言わんばかりにこっくりと頷き 「わかった!」 と返事を残したはっくは何処かへと姿を消していきました。 そしてそのしばらく後。 ふとテーブルの上を見たワタシは、ワタシの幼き頃の思い出を踏まえたノスタルジックなアドバイスが、はっくの中で全く違う形に再構成されている事を知りました。 まぁ・・色んなおもちゃを組み合わせてとは確かに言いましたよ。 言いましたけど、それはあくまでも<ごっこ遊び>的なニュアンスであって・・ ↓のような、いたいけなワンちゃんのオシリにどこかから拾ってきた斧をぶっ刺すような、合体的要素の組み合わせではありません。 991e9744-2295-4bec-8340-57b4ba10bdda
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