もう一人の主人公

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「Hello.Did you begin the game?」 「I didn't do it yet. I begin it now.Thank you for your help in various ways」 「Thank you for giving a lot of money.I pray for your happiness heartily. Good luck!」 「Thank you.Then,Good-bye」 適当にあしらい、俺は通話終了ボタンを押した。 電話の相手はこのゲームを始めるに至って、色々協力してくれた奴だった。 「ヒカルさん、マジで国際的……さすがっすね」 「英語は軽くしかわからないけどな。よし。俺の言った通りにセットしてくれ」 俺は自分のパソコンを起動させながら、二人に器具のつけ方を説明した。 「パソコン使うって事は何かのオンラインゲームとかですか?」 「まあ。そんな感じだな」 ちょうどその時、雑魚一号がトイレから戻り、俺はパソコンと器具を持ってくる事を指示した。 早くゲームをやりたい。 俺の心は子供のようにワクワクと踊り始めた。
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