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side作者
-桜舞う季節ー
神宮(じんぐう)学園の門の前に、茶髪で漆黒の瞳をもつ少女が立っていた。
少「ここが神宮学園かぁ…」
少女こと、七瀬 桜(ななせ さくら)が呟いた。
桜は、今日から神宮学園に転入するのだ。
神宮学園とは、大きな財閥の御令嬢・御曹司などの金持ちが通う金持ち学校である。
幼・小・中・高・大の幼稚園から大学まで同じ敷地内(とは言っても敷地が広く、それぞれが離れている)にあるのだ。
桜「まずは、理事長室に行かなきゃ。
ってか、理事長室はどこかな?」
広すぎて、理事長室がどこかわからないのだ。
桜は、とりあえず校舎へ向かって行った。
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