プロローグ

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恋に落ちるってこういう事なんだと、初めて知った。 俺の瞳に映ったキミの顔が、何日経っても頭から離れない。 たった1人の女に夢中になるだなんて、自分はあり得ないと思っていた。 だけど、あの日。 彼女が笑顔を見せた瞬間、心臓が壊れそうなくらい激しく騒いだ。 完全に、無意識に。 絶対に、欲しい。 彼女の体も、心も、全て。 「……逃がさないよ。絶対に」 さぁ、どうやって彼女を捕まえようか。 きっと他人からすれば、今日は昨日と同じような1日。 だけど俺にとっては全くと言っていい程、違う。 彼女に出逢えた奇跡に、心から感謝した。  
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