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きっかけはささいなこと。
ただの先輩と後輩だったあなたと私。
一緒にいて楽しい先輩。
席も隣同士で、いつもふたりでふざけあってた。
そんな毎日が当たり前のように過ぎてて、ずっと続くものだと思ってた。
ある日決まった異動。
同じ社内だけど、あなたは私の隣からはいなくなった。
異動の当日。
あなたは私にいつものように、オレがいなくなって、せいせいするだろ?って冗談言って、笑っていた。
私もあなたにいつものように、そんなことないですよ~。あーあ、さみしい!と冗談めかして笑ってた。
いつもと同じ。
同じなのに、ちょっとだけ胸が痛いような気がした。
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