悩み

3/6
223人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ
「私は痛かったよ。鼻に大根突っ込まれた感じ」 「・・・」 「まぁ、人によって違うらしいけどね あとはあんたががっつかなければいい話」 「ふーん…」 「あとは?なに聞きたいわけ?」 「もういい。この話兄貴には」 「内緒にするよ」 よし。 俺の部屋に入って、スマホを睨む まだまだそんな段階じゃねーし まずカレカノっぽくねーし。 ーー・・・よし。 デート、だろ。 あいつは部活あるから、家の方が楽だよな? ランニングの帰りとか、家に連れてくるか? あいつは絶対警戒せずに家に来る気がする よし。 決まりだ 『明日からランニングの帰りに家寄れ』 『何かあるの?』 『特にねーけど』 『そうなの?遅くに伺うのって失礼じゃないかな?』 『平気』 『ランニングウェアなんだけど…』 『別にいい』 『じゃあ明日行きます』 よし 思わず小さくガッツポーズが出てしまう
/147ページ

最初のコメントを投稿しよう!