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こんだけ楽しいのは久々だ。
俺は攻撃の手を緩めない。
一切の攻撃の隙も与えない。
「“アクアショット”!!」
隙は与えてなかったつもりだったんだが、ミリエムは無理矢理魔法を行使した。
それは水の弾丸。それを避ける為に攻撃を止めたところでミリエムに距離を取られた。
「貴様!また、まただ!また貴様は明王と言うものを使わなかった!どう言うつもりだ!」
??何言ってんだ?
「なんで使わなきゃならない?ありゃ戦闘時以外の危険から身を守る奴だから戦闘ではただの背後霊だぞ?」
「な!?」
ミリエムは驚愕を示した後ダルを睨む。
けど、なるほど。
「“鬼神”」
『あらあら、あれはヤバいわねぇ?』
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