第8話『終わりと始まり』

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俺はどうやら寝ていたようだ、過去を見ると30億年眠っていたようだ。 オリジンは人と言う種(人間・エルフ・ハーフエルフ)その他亜人で獣人というのが生まれたようだ、人間は魔物と人間のハーフの獣人を作って、奴隷のようなことをさせているようだ。 半分は人間なのに、人間として扱って貰えない、前より悪い待遇のようだ、奴隷制度はないが、それが当たり前のように定着しているか、また作り直しだな。 ルールに人は人を奴隷のように扱うことを思いつくことはないっとルールに書き込んだ、オリジンの生物を皆殺しにして魂を鎌に入れ輪廻に還した。 何度繰り返しても人はあらゆる知恵で、使い勝手のいい奴隷を作り出していった。 俺は魔物が奴隷に扱われる世界で諦めることにした、人間が人間を使う世界は終わったのだから、これでいいのだと、これでまた無にかえしたら人間を人間が使う世界に戻ってしまうかもしれないと思うと、無に還すことはできなかった。 「どうあっても人は過ちを犯すか……」 俺は核の側に寄り添うように、俺は起きない日を夢見ながら眠りについた。
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