第参話

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『…妖刀、村正…。』 沖田が呟く。 『…私にはお似合いだろ。』 苦笑いがこぼれる。 別に探し求めたわけでもない、 選びあてたわけでもない、 たまたま あの日 、 手にしたのがこれだった。 『私を生かしているのは呪い…私に人を斬らせるのが妖刀だ。』 『…椿さん…。』 一丁前に血は流れるし 痛みも感じるが 私は人間ではない。 .
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