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「分かった」
「ほんと？」
「ん、今買ってくる」
「え？！」
「だからその間にシャワーでも浴びといて。
ｰｰ･･･逃げたら、容赦しないから」
「っ」
よし。
ここから一番近いコンビニだ。
念のため雛ん家の鍵を持って行く。
鍵閉められたくらいじゃ諦めねーけどな。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｰｰ･･･
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
ｰｰ･･･やっぱり鍵かけられてる
持って出て正解
ソレだけが入ったコンビニの袋を持って、ノックもせずに雛の部屋へ
雛は毛布をかぶっていて
「ｰｰ･･･寝た振り下手なんだよ雛は」
「っ」
「そんなに嫌かよ」
「嫌っていうか、心の準備が、」
ひょっこりと顔を出した雛にジト目を送る
「俺ずっと待ってたんだけど」
「っ」
「好きだから、ヤりたいんだけどわかんねーの？
雛以外にこんなんにならねーし」
「っ、バカ、」
ベッドから飛び出してきた雛を受け止め、その唇に触れる
上手くなったと思う
雛とするキスは。
雛以外にする気もねーけど。
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