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そんなそんな、いやいや、というやり取りをしていると、橘修二がリビングに戻ってきた。
「ねーねー、名前なんて言うの?」
「あ、そういや聞いてなかった」
「そうですよね!すみません!私、雨宮舞子(アマミヤマイコ)と言います」
「雨宮かぁ…なんか俺たちと縁がある苗字だねー」
「あ、Rain…さん、ですもんね」
言われて初めて気が付いた。
あまり知らなくて…とはご本人様を前にして言えず、とりあえずアハハと笑ってごまかした。
「ねーねー、舞子ちゃんは年いくつ?」
「修二…お前なぁ………。つか、いきなり馴れ馴れしいだろ」
「いえ、あの、大丈夫ですよ。今年で26になります」
「26!?俺と同じじゃん!じゃあ舞子ちゃんでいいよね!」
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