epilogue

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なんで? 疑問が俺の中で膨らんでいく。 華依は約束したって言ったのに。 ユズも流星も約束したって言ったのに――。 そして、俺も約束を守って無いことに気が付いた。 それからふたりの通う高校を目標にめちゃくちゃ勉強した。 担任には無理だって言われたけれど、それでも頑張って俺はふたりの通う高校に受かった。 そしてふたりの前に俺は現れた。 「瑠依?」 驚く流星に「よっ!」と軽く挨拶してやる。そして、 「ユズ! 俺もサッカー部入るからよろしくな?」 ユズって呼んだ。 華依が心配した通り、ふたりの関係はあの時から進歩どころか後退してる。 ユズに至ってはすっかり萎縮してしまって、華依と一緒に笑ってたときの面影すらない。 だから俺は――。
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