もも太郎~犬編~

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オイラは緊張を隠すように目を瞑り、バッと道に飛び出した。 「あ、あの、あのあの……お、オイラを」 あ……ヤ、ヤバイ。 台詞忘れたー! 「ニャ? 旦那さん、なんか変なのが道から飛び出してきたニャー」 「うん? ただの犬じゃないか」 「モンスターかも知れないニャ」 へ……? ビックリして目を開ける。 そこには二足歩行する猫と見知らぬ男性(おっさん)が立っていた。 え……えええっ!? 歩いてきたの桃太郎さんじゃなかった! ガーン!
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