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「おかしくないよ! 僕はちゃんと手順を踏んで人間離れしたんだから! ちゃんと人殺して能力奪ってったんだよ!?」
「たかっちゃん、そこだけ聞いたらまんま悪役よ。別に気にしないけど」
白燐会長「勇ましいですわ……(フヨンフヨン)」
「浮くなそこ! と言うか思わず言っちゃったし! あーちゃんには内緒にしとこうって思ってたのに!」
「別に気にしてないんだけど。たかっちゃんが悪くない人まで殺すとは全く思えないし」
白燐会長「私的にも問題無いですわ。邪魔者は殺すべきです(ウゾウゾウゾウゾ)」
「肉色の突起物を生やして床を這いずり回るな! と言うか月ヶ洞の発言は悪側だぞ!」
白燐会長「べっつに悪側でも構いませんわー。雨宮くんのお側にいられるなら(カサカサカサカサ)」
「髪の毛を蜘蛛の足に見立ててカサカサ動くな! 俺だって形状変化できるんだぞ! 俺ぐらいになったら応用で服装だけだって変えられるんだぞ!」
「まるでムキになってる子供のようで可愛いわたかっちゃん」
「ムキになってないもん! 俺は細胞に働きかけるタイプから相手の視神経に作用させるタイプまで幅広く取得してるもん! 違う初動から同じ結果を導き出せるんだもん!」
「たかっちゃん。よく分からないわ」
白燐会長「つまり魔力を封じられても全く違うエネルギーを用いて同じことをできる、ということですね。これで封印系の敵が現れても怖くありませんわ!」
「その通りだけど! 俺はどちらかというとあーちゃんに分かって欲しかった!」
白燐会長「せっかく理解したのに酷い!」
「(このムキになってるたかっちゃんとお風呂に入って頭を洗ってあげながら静かに静かに落ち着かせたい。その後誘い受けで襲わせたい)」
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