第四夜-娯楽遊園地へようこそ-

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【刹那の見切り-終-】 バンダナ「準備が整ったようなので、参ります」 カービィ「…………」 スピン「……………」 バンダナ「始めっ!!」 ヒュッ カービィ「ヒッ…!」 スピン「勝負あり。このまま動くとアンタ死ぬぞ」 アドレーヌ(目の前に刀!? 怖っ…) メタナイト(下手に動けば偽物とはいえ怪我をするな) ストロン(でも風船割らなくちゃ意味ないもよスピン) カービィ(風船は…まだ割れてない! 隙あ──) スピン「アンタの命はオイラが握っている事をお忘れで?」 パァンッ カービィ「……………」 バンダナ「あっ、えと…スピンの勝利…です」 スピン「…手合わせ有難う御座いました。では一週間炊事以外の家事、オイラ達四人の代わりに…あ、いや訂正。──『バンダナの分も合わせて五人分』宜しく、カービィ?」 カービィ「…はい……」 ストロン(すごくいいゲス顔だもね) バンダナ「スピン? どうして僕の分も?」 スピン「審判つとめてくれたからッチュ。それにオイラが負けていたらサングラス外す事になっていたんだ、多少増えても構わないだろうに」 メタナイト「とりあえず助かったぞスピン。私だったら負けていたからな。罰があるにしろ無いにしろ、負ければ悔しいものだ」 ストロン「オイラもー。それに作るのは好きだけど1週間作り続けるのは厳しいも」 スピン「という訳でカービィ。次、この様な遊びをするならばアンタが確実に勝てる面子を誘う事をお勧めするッチュよ」 アドレーヌ(カー君がものすごく落ち込んでる…)
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