暁月十代 覚醒編

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いつもの日常 いつもの風景 「明日から夏休みだ はめを外すのもいいが外しすぎないようにな」 HR  担任の話で若干眠くなる まあこの感覚も一ヶ月ちょいは無いのも少し寂しいぐらいだ 「特に暁月はな」 十代 「先生ソレはないっすわ」 暁月十代 俺の名前だ 高校二年生 至って普通の高校生だ 「昨日も変な事件に首突っ込んでたらしいな 正義感強いのもいいが大概にしろよ?」 十代 「肝に銘じときます」 キンコーンカンコーン 「さてじゃあみんなまた2学期にな」 起立気をつけ礼!! あざしたー 十代 「ふあー やっと終わったー」 「さて十代 帰るか」 十代 「政宗か… ちょっと買うもんあるから寄り道するけど?」 政宗 「なら俺も暇だし付き合うぜ」 こいつは龍浪政宗 訳あって俺の家で下宿している 昔からの腐れ縁で良い奴だがイケメンで高校でも女子の人気がパない リア充爆発すればいいのに… 政宗 「なんか失礼な事でも考えてないだろうな」 十代 「ベツニー さっさと行くぞ」 いつもの会話 いつもの帰り  それが普通でそれが当たり前で そんな日常が幸せなんだと今の俺はそう思う まさかこの当たり前の日常が非日常になるなんて その時の俺は考えてもいなかった
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