僕、教えます?

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ケイト「とりあえず、皆の武器は把握したよ、さて…………使い魔召喚しようか」 巻き込まれ君を無視して、ケイトさんは進めていく 一年生の皆はちゃんと並んで座ってた 巻き込まれ君も慌てて並んだよ ケイト「じゃあちょっと待ってね、ユウリアス手伝ってー」 ユウ「はーい!!」 ケイトさんと一緒に、地面に足で召喚陣を描いていく ジェ「ちょ、雑!」 アベ「ま、まぁあれでも大丈夫は大丈夫だが…」 キバ「普通ならちゃんと棒を使って歪みがないように慎重に描くもんなんだけどな」 ふぅ… ユウ「出来たー」 ケイト「ありがとうユウリアス………さ、巻き込まれ君、やっちゃいな」 「本当に大丈夫なのか!?」 え?大丈夫だよ? レイス「まぁ足で描いたとは思えないほどの出来映えだしな」 イスト「えぇ、どこにも不備は見当たりません」 当たり前だよ、だってケイトさんだよ? 「不安だ…」 何かブツブツ言いながら、ナイフで指を刺して血を垂らし、魔力を流した巻き込まれ君 魔法陣が輝いて、現れたのは黒い翼を持ったイケメンなお兄さんだった 堕天使かな? 「テンプレきたぁぁぁぁっ!!」 巻き込まれ君が叫んだ 「俺は堕天使ルシファー、お前が巻き込まれだって?しょうがねぇから使い魔になってやるよ」 「よろしくな!俺は田中大樹だ!オタクで腐男子の巻き込まれだ!因みに勇者との接点は全くない!純粋に巻き込まれた一般人だ!」 ………巻き込まれ君、可哀想 知り合いでも友達でもない勇者に巻き込まれて異世界に召喚されるなんて………不幸過ぎるよ 「だがおかげで少しだけ王道学園に入学できたから万々歳だ!」 ………そんなこともないのかな?
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