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ケイト「え?僕のも?………まぁいいけど、使い魔はフェンリル」
ケイトさんが呼び出したのは、銀色の狼
『ん?おぉ、ケイト……百三十年ぶりか』
ケイト「そうだね、役立たず勇者の代わりに魔王を倒して以来だから、そのくらいだね」
あれ?今、なんか凄いこと聞いたよ?
『む?ケイトはまた学園に入ったのか?』
ケイト「いや、僕の天使の入学に合わせて教師になったんだ、今は使い魔召喚とかやって……僕の使い魔が見たいっていうから」
『そうか、ならのんびりしておこう』
フェンリルさんは地面にそのまま寝てしまった
ケイトさんの髪色と同じだ、モフモフだ………触っていいかな?
ケイト「ユウリアス、魔武器見せたら好きなだけモフモフしていいよ」
待ちます!!
ケイト「じゃあ、僕の魔武器だけど……黒式」
ケイトさんが魔武器の名前を言った途端、ケイトさんの胸の辺りから黒いものが溢れ、ケイトさんを覆っていく
一瞬、本当に一瞬で、ケイトさんは黒い甲冑を身に纏っていた
体にピッタリフィットしてるけど、動きに支障はないみたい
そして、腰にある黒い剣
丸々セットの魔武器なんだね
ケイト「珍しい装着型のこれまた珍しい武装一式が僕の魔武器、因みに黒いけど翼も出せるよ」
僕の白翼とは反対の、真っ黒な翼を出したケイトさん
ジェ「ユウリアスもユウリアスで凄いけど、先生はなんだか次元が違うわよ」
アベ「うむ、イイオトコだ」
キバ「アベ、魔武器出したままイイオトコ言うな、鳥肌がたつ……」
ユウ「ケイトさん、凄くカッコいい!!」
ケイト「え?ホント?やったね!改造したかいあったよ」
………改造したの!?
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