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「あいつら、最初にショーに来たときはすごいビビりようでさ。
自分の恋人とかやられてんの見て、泣いたりするわけ。
それが、だんだん、楽しくなってくるの。あいつら、自分の恋人とか妻がやられんの見て喜びはじめんの。
それから、他の女を辱めてストレス発散するんだよ。
あいつら、鬼だね」
「鬼は、てめぇのほうだろ」
主催者側が何言ってんだ。
俺が睨みつけても、マナハは動じない。
「僕としてはね、もっと反抗してほしかったんだ。
……愛を、感じたかったんだよ」
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