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だって、本当に太ったんだもん。退院後も、仕事を休んでたし…実家で美味しいモノばっかり食べてたから…スカートが少しキツくなってきていた。
だから、ハルに太った事を指摘されて、腰に手を回されると、私は恥ずかしくて…
これ以上無いぐらい真っ赤な顔をして、ハルの腕の中でジタバタする。
「俺は、これぐらいの方が抱き心地が良くて…好きだけどなぁ。」
甘く囁いて、私の首筋にチュッとキスをする。
「ん、やぁ…もう…バカぁ」
思わず甘い声が出てしまった私に、ハルは
「やっぱユズは可愛いな…」
首筋に埋めていた顔を離して、私の顔を見てクスッと笑ったハルの顔は、口角を上げ意地悪な笑みで、妖艶な瞳になっていた。
「俺を直ぐに煽るんだから…可愛いな。」
そう言って、私の洋服の下へ手を忍ばせていく。
「ちょ、ちょっと、待って…やっ!やだ…ハル…んっ」
「ヤダじゃ無いでしょ?…意地っ張りだね。」
耳元で吐息をかけるように囁くから…
「ダメって…」
「ダメじゃないって…ユズの身体、正直だよ。」
そう言ったハルは手を止めてくれなくて、私はまた…抗えなくて…
ハルの腕の中で崩れていく。
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