scene 5

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だって、本当に太ったんだもん。退院後も、仕事を休んでたし…実家で美味しいモノばっかり食べてたから…スカートが少しキツくなってきていた。 だから、ハルに太った事を指摘されて、腰に手を回されると、私は恥ずかしくて… これ以上無いぐらい真っ赤な顔をして、ハルの腕の中でジタバタする。 「俺は、これぐらいの方が抱き心地が良くて…好きだけどなぁ。」 甘く囁いて、私の首筋にチュッとキスをする。 「ん、やぁ…もう…バカぁ」 思わず甘い声が出てしまった私に、ハルは 「やっぱユズは可愛いな…」 首筋に埋めていた顔を離して、私の顔を見てクスッと笑ったハルの顔は、口角を上げ意地悪な笑みで、妖艶な瞳になっていた。 「俺を直ぐに煽るんだから…可愛いな。」 そう言って、私の洋服の下へ手を忍ばせていく。 「ちょ、ちょっと、待って…やっ!やだ…ハル…んっ」 「ヤダじゃ無いでしょ?…意地っ張りだね。」 耳元で吐息をかけるように囁くから… 「ダメって…」 「ダメじゃないって…ユズの身体、正直だよ。」 そう言ったハルは手を止めてくれなくて、私はまた…抗えなくて… ハルの腕の中で崩れていく。
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