生徒会副会長のペット

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僕が顔を傾け近づいても 雪夜はぱっちりと目を開けたままで僕を見つめている 「雪ちゃん…キスをする時は目を閉じるもんですよ」 「…あ…ん…わかった」 雪夜はぎゅっと目を閉じて というか ぎゅっとし過ぎて変な顔になっている 何の経験も無い雪夜にいきなり舌を絡めるような キスをするわけにもいかないから ちゅ と軽くキスをしてから優しく抱き締めた 「さて雪ちゃん そろそろ夕食を食べに行きませんか? しばらくは雪ちゃんのお披露目のために あちこち一緒に行動しますからね」 「…はい……」 僕を見上げ良い返事をした雪夜を連れて また手をつないで食堂へと向かった
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