浮気と浮気

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部屋に入るなり、賢二は強引にキスをしてきた。 「っ!!やめて!!」 遠慮なく賢二を突き飛ばした。 一緒にケーキの袋まで飛ばしてしまった。 賢二の驚愕とした表情が見える。 でも、私はそんな顔を見なかった事にし、ケーキの袋を拾い上げた。 「もう、あなたとは会わない。二度と話かけてこないで!」 そう言い放った途端、私は宙を舞うような体感を・・・・。 賢二は私の手を強引に引っ張り、ベッドへと私を投げ飛ばした。 ベッドのスプリングによって弾む身体。 慌てて起き上がろうとした時、賢二は私の身体をいとも簡単に拘束した。
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