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「イグザナドゥ」という都市伝説がある。
一種の神隠しのような物なのだが、その割りにはあまり世間では騒がれない。まぁ、世間の裏でまことしやかに流れる噂だからこそ都市伝説、なのだが。
どのような物かと言うと諸説あるが、大体はこんな感じだ。
ある日突然、家のタンスが光る。そのタンスを開くと、○ルニアよろしく奥に何かがあってその先に進むとその「イグザナドゥ」の世界がある。というものだ。
「イグザナドゥ」はあの世とこの世の狭間だとか、精神異常者の妄想だとか、はたまた神に選ばれたもの達が招待される楽園だとか、様々な憶測が飛び交う。
しかし、一つだけ、確実に言えることがあるとすればそれは・・・、
「イグザナドゥ」はいつでも誰でも新たな住人を招待する準備を整えているということだろうか。
…
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