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輝を送り出して、普段出来ない家事も済ませた頃、ピンポーンとチャイムが鳴った。
雫ちゃんがやって来た。リビングに入ると、昨夜の訪問の事を謝った。
気にしなくていいのにな。
雫ちゃんが、検診についていき、『先生に、産みます』伝えたいといった。
思わず、言ってないの~と聞いたら、理由を教えてくれた。
理由を聞き、自分に置き換えたら、私でも即決出来ないと思う。
両親と葵君と話し合って、決めたと…
でも、その顔は…ママの顔をしてた。
だから、まだ、母子手帳を貰ってないだろうから、帰りに貰いに行こうと誘った。
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