あとがき

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あとがき

今更すぎなあとがきで恐縮ですが、はじめましてこんにちは。 流☆星と申します。 今回のうたかた執筆に当たり、概要にも明記した通り、遡ること数ヶ月前。 あまりの閃きの無さから、クリエ仲間さんに縛りを募集するという暴挙を決行した私でありました。 んがっ 頂いたにも関わらず、ビタイチ降りてきませんでした。イヤけしからん自分フルボッコしてぇ。 そんな折でしたが、ひとまず罪滅ぼしがてら、ソレッぽい文章を幾つかストックするだけしておいた訳ですハイ。 放置プレイさながらに寝かせ続けての6月後半。 なんやかやカラッポの頭からひねり出した短文を、パズルの如く組み換え続け、ぶっつけ本番とばかりにブックに起こしてみましたらば アッサリ1日かからずに作品が出来ていたという。ナメてますね完全にエェ。 このうたかたは本来、章で括ってきた手前、何かしらの短歌で始めたかったので 今回のイベント趣旨に乗っ取り、どうせならば不自然でなく且つ物語のキーポイントとなる歌を詠んでみようかなと。 そんな流れから浮かんだのが、例の童歌でありまして。 『今年の雲雀(ひばり)はよう鳴いた 縁(えにし)見合いて 今帰ろ 十五の祀り さぞ嬉や 赤肌愛し我恋し 縁見合いて 今帰ろ』 ご存知の方はさもあらん 発想元は、横溝正史ワールドの要とも言える童歌や短歌ですねエェ安直万歳です。 しかしこの童歌が閃いた事から物語が動き出し、一気に形を成す事が出来たのですから、自己満ですが結果オーライとしておきましょうか。 今回は従来のうたかた以上にメッセージ性を強めんが為、ストーリー仕立てながらも心理描写を最低限に留める事で、読者心理を煽る的な含みを持たせたつもりです。 縛りである『薔薇の願い』これも敢えて薔薇という固有名詞を作中に出さなかったのも似た意味合いと捕らえていただければなと。 ホラー要素も薄めな上、好き嫌いや賛否も別れるやもしれませんが、拙いなりに精一杯執筆させて頂きました。 ほんの僅かでも、読者様の心に余韻を残せれば幸いです。 長々書き連ねてしまいましたが、今回このような素晴らしい機会を与えてくださいました水野水乃様に改めまして厚く御礼申し上げます。 また、私なぞのワガママに付き合ってくださったクリエ仲間の皆さん方にも、心より感謝申し上げます。 既に読了下さり、有り難すぎる感想や応援をくださった皆様にも改めての感謝を込めて。 流☆星 拝
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