第1章 青いビー玉

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  近藤勇 『総司は、 他のやつと 目の色が違うのな』 沖田総司 「……うるさいな…」 『…いちいち 怒んなって… べつにそんなもん 気にしてないし!! ただ、 青くてビー玉 みたいにきれいだって 思っただけだっ』 紅色の夕日の中、 何がそんなに 面白いのかって くらい笑っている 近藤勇を見て ……ああ、 やっぱり この人は 変な人 だなと思った……ーー そして、 この 変な人の お陰で、 沖田は、 自分のこんな目も 悪くは ないなって 思った……ーー     
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