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俺はそんな光景を見ているうちに頭が冷めてきた。
やっちゃった。
「大丈夫かな?優飛君」
「ええ、学園長大丈夫です。少し興奮してしまっただけなので」
「優飛、お前を今日から邪帝と認定する」
なんかすげぇな悪そうなやつじゃん。
ないはその名前、ネーミングセンス皆無だはガイルさん。
「きこえてるぞ優飛」
あれ?
おかしいな心の中で思ってたのに。
「すいませんつい口に出てしまいました」
「まぁ、いい。聖帝の対になる帝の者をを任命したくてな。すまない」
「いや大丈夫ですよ。てかもう帰っていいですよね」
「あぁ、今日はいきなり済まなかったな」
「ワシからもこやつらを止められなくて済まなかった」
「二人とも気にしなくて大丈夫です。それでは」
俺は帰ろうとしたところ水帝と風帝の二人に止められた。
「今の呪文は何?答えなさい」
「俺にも説明を求める」
なんで恐ろしい形相で聞いてくるんですかこいつらは。
礼儀がなっておらん。
俺は仕方なく説明することにした。
「あれは俺のオリジナル魔法ですよ」
ニッコリした俺を二人とも何言ってんのこいつって顔をして見ている。
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