プロローグ とある勇者の物語

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「どうしてこうなった」 魔術師が着るような真っ黒なローブを着た少年が呟いた。 フードを被っていて詳しい風貌を察することは出来ない そんな彼は部屋の門に追い詰められ、冷や汗が止まらない 「えへへー。なんで逃げるんだおー?」 そんな少年に迫るセミロングの黒髪の少女 顔はほんのり赤く染まり、衣服は乱れて右肩が露出し、下着の紐が見え、遥か後ろにスカートが落ちていた 布のシャツが大きいため、股まで覆われているが、その様子に少年は生唾を飲む (こいつ、なんて格好を・・・だがしかし俺には愛するべき御方が・・・だが、というか) 「うふふ。」 目の前にきて妖しく笑う少女 「なんで、どうして・・・どうしてこうなったー!?」 そして少年目掛けて飛び込んできた少女に思わず少年は叫んだ
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