第3章2人の未来

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ニコッと微笑んだ。 その笑顔は“大丈夫”って言ってるみたいで、安心する。 バタバタと走って来る足音。 「留音」 慌てて入って来た凛太郎に、おねぇさんは肩をポンポンっと叩くと出て行った。 傍まで来るとギュッと抱きしめられた。
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