君を森で待つ

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君を森で待つ

『ねぇ、おじいさま』 『どうしたんだい?紫苑(しおん)。』 『また新撰組のお話聞かせて!』 『あぁ、いいとも』 幼いころからずっと聞いてきた新撰組の話。 新撰組二番隊隊長・永倉新八(ながくらしんぱち)。 彼は私・永倉紫苑の祖先にあたる。 まさか、私にあんな出来事が起こるなんて…            誰も想像できなかったと思う…
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