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嫉妬は想いの増幅スイッチだ。
だが、そんなモン増やす前に
涙と怒りを吐き出したい。
陽が暮れた夜の社内。
目の前の光景を見て
あたしは息が止まった。
だって。
「っ…あぁ…いい…よぉ…っ」
男の上に跨る女が喘いでて
豊満な胸がポロン。
その胸を握り潰すように
掴んでる男はーーー。
「っ柳瀬さ…ん…あっ」
「…あんまデカイ声
出さないでくれる?
想像してる女と全然、声違うから。」
そんな最低な事を
平気で言いながら
女に腰を振らせる
ケダモノ・柳瀬仁(やなせ じん)は
あたしの彼氏…。
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