人間

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   10/22 01:00  ベットの中に入って、息を凝らしていると、闇がだんだん薄くなっていく―  自分しか、ここには存在していないから、静謐を保っていてひどい孤独を感じる  ふと、時計をみる、深夜1時だった  「君」、のことを思い出す… やっと、世界に自分以外の人が存在する。世界中に、「ふたりだけ」になる。とても甘い響きに、妙に恥ずかしい  このまま、透き通って、「空気」、に分散してしまえたら  いっそ、溶けあって、混ざれたら…  ふたりは、指先から触れたところから、ひとつになって、そして、そのまま消え去ってしまう  あるいは、融解できないくらい固い個体になれたらいいのに  温度がなくて引き裂けない、君と、わたし  とてもぴったりな末路を描くのに、どうしても 掴めない…  きっと、どんなに願っても、透き通って消えることはなくて、溶けることはなくて。  沈んでいく、消し去ることのできない不純な物。そんな汚いものから、いつも目を背けている。  恋をしているのに、理解しきれていない、 むしろ日に日に、恋や愛を軽蔑しつつあって、そういう感情は、 正常な人間の詭弁にすぎないとさえ思ってしまう。  つまりは、逆に、紛い物の様なのはそれ自体なんだと思う。というか、怖い。 只、そう思っていつつも、それに対して、憧憬のような羨望を捨てきれていない矛盾に、ひどい温度差や寂寥感がある。  おそらく、ふたりは(上の考えは)似た者同士なんだよ。だけど情緒面においては、君の方がはるかに上級。というか、一番動物にはない人間らしさ、がある。 + ある人が、 植木先生の 授業を受けたことがある と言っていたので、 なんとなくスマホで 植木先生のことを 調べてみたら、 植木先生が すごい人で びっくり しました というか その人自身、 小説家の卵 の様な人で 才能もすごく あって、 元から 尊敬して いたのだけれど それにしても、 C くんしかり なんで わたしの周りは、 かっこよくて 頭の良い人 がいっぱい いるんだろう。。 ほんまでっかの 植木先生は、 さんまさんや 澤口先生、 門倉先生との 絡みが 面白いです   
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