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私の日常からヨシトモとの関係が切れてから、チャットを見ていない。
でも、現実は辛いもので、直面出来ず、私は何度も何度もチャットルームだけは見ていた。
ヨシトモの名前はいつの間にか現れなくなり、私の楽しみは本当に消えた。
仕事が忙しいのか、彼女でも出来たのか分からないが、私には辛かった。
ヨシトモの名前を見ているだけでも、私の心は落ち着いていられたから。
もう本当にあきらめないといけないんだなと思った日、またヨシトモの名前を見つけた。
私は高揚した。
久しぶりだから、もしかしたら声をかけても平気かもしれない。
でも、振られているし。
一人悩んだ。
何より大きな壁は、ヨシトモはセフレを探しているという事であって、彼氏や彼女という関係は求めていない。
こんなにネチネチしていては、嫌われる。
私はその日はなんとか思いを静め、寝る事にした。
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