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これからは家族五人でダブルの虹を超えて、どこまでもどこまでも歩いて行こうね。
ひとりひとりの子供がわたしとナツよりも少しだけ好きな人を見つけて、この巣から飛び立っていくその日まで。
そうしてまたわたしとナツと二人だけになったら、手をつないでゆっくりゆっくり歩いていくの。
きっとその頃には今ほどの元気はないからさ。
わたしの人生はきっとナツに出会って大きく開いて、そして最後まで、きっと最後まであなた一人に彩られていくんだ。
これからもよろしくね。ナツ。
Fin.
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