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「準備は進んでいるか?」
「はい・・・・・・・・後はこの子を転送装置に乗せるだけです。」
「そんな悲しい顔をするな、この子は我々の希望だ、此の滅び逝く世界に居るより別世界に行く方がこの子の為だ。」
「分かってはいます。ですができれば此の手で育ててあげたかった。」
「それは私とて同じだ。だが我々人類に残された時間はもう無い、奴等は既に此の基地の近くまで来ているだろう。」
「大佐、少佐そろそろお時間です。」
「わかっ「失礼します!!大佐敵が防壁に集結しています!!」なんだと!?」
「○○!転送を急げ!防衛には私も出る!」
「あなた!?」
「お前はこの子と最後まで居てやってくれ。」
「少佐お急ぎください!」
「わかりました。・・・・・・・・○○○○強くそして優しい男の子になってね。」
「エネルギー臨界突破、時空間安定あちら側に転送します!」
○○○sideend
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