第1章
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ほんとに何もかも気に入らない。 バスに揺られながら、1人思う。 景色を眺めるには見飽きてしまって、 本を読むには三半規管が弱すぎた。 小さな窓から見る空は 激しい雨が降ったと思えば 太陽が顔を出したり ほんとによくわからない。 あぁ、曇り空が恋しい。
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