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第1章 平穏な生活の崩壊
・夕方 住宅街
あたりに強音が響いた
玲「音の結界」
シュリエ「はい、ご近所の方々にご迷惑になりますから、マッハ1の衝撃でも破壊できない音壁の結界を作ってみました。」
玲「挨拶なのに、ずいぶんと気前が良いのですね。」
シュリエ「ありがとうございます。ですが全ては針様の為、もし邪魔をするなら遊んで差し上げます四天院さん。」
扇子を取り出しこちらに向けた
玲「目が遊ぶ気まんまんよ・・・そんな小物まで持ち出してよく言います。」
シュリエ「ありがとうございます。普通の扇子ですが「カマイタチ」この用に風を魅了し扇子を包めばあなたを切り捨てる事ぐらい簡単に出来ます。」
キーーン
玲「手加減されているとはいえ、手持ちの刀と銃では数分時間を稼ぐのが限界、本当の戦闘なら「絶刀・千紀」が必要ね」
シュリエ「がんばって時間を稼いで下さい、つまらなければ瞬殺しますよ手加減してあげますから、か・か・っ・て・来・い。」
玲「こっちは生身よ、トランクにある武器は」
グレネード ×10
マシンガン ×2
弾薬 ×15
日本刀 ×3
玲「この程度の武器じゃ現実的に10分いや5分が限界かも」
シュエリ「来ないならこちらから・・・」
玲「出し惜しみは無しね」
シュリエ「グレネードですか?」
ドーーン
ドーーン
シュリエ「爆風は左手に熱量は扇子に集いて配下となれ」
ゴーーー
シュリエ「風衝撃(ウィングブラスト)と竜炎風(ドラゴンストーム)なんちゃって」
ガリガリガリーー
ゴヒューーーゴー
バッバッバーー
玲「やっぱりこんなのじゃ歯が立たない」
ドーーン
玲「グレネードで一時的に吹き飛ばしてもすぐ再生するし・・・」
シュリエ「防戦一方では手加減しているとはいえ死んでしまいますよがんばってください。」
玲「針に挨拶させれば私の勝ちだけどそういえば針の姿が・・居た。立っているという事は挨拶さえすれば・・・」
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