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私はみぞれとクラスに向かった
「光ちゃんの刀すごかったね・・・!尊敬しちゃうなあ!ルナに行かなくてよかったの?」
「なんで?私この魔力について何にも知らないしー。それにみぞれと同じクラスがよかったしね。そういやみぞれの能力は何なの?」
「わ、私?私はアーチャーなんだ。私の家神社で、生まれたころからこの能力あるんだ。ここに来るまで隠してたけどね。お父さんが能力者だったの。」
いろいろ話していると教室についた。
なんか緊張するなー!!
みぞれがにこっと笑って大丈夫だよって言ってくれたから、少し気が楽になった
「みんな!転校生だよお!」
教室には私たちのほかに4人いた。
「初めまして!黒那光って言います。えっとナイトです。よろしく」
自己紹介を終えるとみんなが笑顔で迎えてくれた
「オレらも自己紹介しようぜ。じゃあ俺から。奈雅井 魁人(ナガイ カイト)ソールドだ。かいとでいいぜ」
男の制服ってリボンをネクタイみたいにしてるんだ
セーラーじゃないし普通の高校生っぽいけどね
魁人のあいさつが終わると、元気のいいショートカットの女の子がやってきた
「はーい!じゃあ次私ね!!志賀花梨(シカ カリン)だよ!で、こっちが志賀凛(リン)私の双子の弟!花梨と凛のことはなんでも好きによんでね!二人ともリフルだよ」
花梨と凛はすごく似ているけど性格が全然違った。
花梨は元気いっぱいって感じで凛はとてもクール。
「こんにちは。僕は遊垣 慎(ユウガキ シン)。君と同じナイトです。僕は刀じゃないけどね。たくさんのナイフを使ってるよ」
こいつはなんていうかみんなのお兄さんって感じだな。
「このクラス人数少なくない?」
「あたりまえだろ!!こんな能力みんな持ってたらこの世の中大変なことになるぜ」
「ホントにそうだよねえ」
楽しそうなクラスでよかった。
もうあんなことにならないように。絶対にあんなことをしないように。
もう私の手で殺したくない。
「光・・・。大丈夫か・・・。」
凛に顔をのぞきこまれてハッとした
「あ・・・大丈夫、大丈夫。」
「そうか・・・。」
凛はそういって笑ってくれた。
「次は実技の授業です。行こうか」
「うん!!」
みんなで体育館へむかった
私は知らなかった。この魔力の恐ろしさに。
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