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「でも、私はお金が欲しい。
だったら早く目標額を稼いで、この仕事から足を洗って普通の生活をしたいと思うもの!
それができるなら・・・、私は自分の身体やプライドを犠牲にしたって・・・!!」
何も怖くない。
一度足を踏み入れてしまったら、もう後戻りはできないのだから。
お金さえ手に入ればいい。
だって私には、もう失うものなんてないのだから・・・。
その言葉を聞いたジョーは、バックミラー越しに目を合わせていた視線を逃がし溜め息を吐いた。
「そっか・・・。
まぁ、仕方ないか・・・。」
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