未来君の優しい嘘

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青ちゃんの苦しさも、優しさも素直さも、不器用なトコも全部どこかに映し出せたらいーのに。 誤解なんてバカみたいだ。噂なんて粉々に壊してやる。 「青ちゃん」 テクテク 「青ちゃーん」 テクテクテク 「青ちゃぁ~~ん」 テク 「未来くん?どうしたの」 ビクッ!! 「ぅわぁ!!あ、あ、青ちゃん?」 顔を上げると不思議そうに首を傾げてる青ちゃんがいた。 うそ、ミラクルタイミーング。 「どうしてそんなに驚くの?青、なにか悪いことしちゃった?」 ブンブンブン!と首を横に振る。 「ううん。イヤ、全然っ!ただあまりにもミラクルなタイミングで未来クンびっくりさ!HAHAHA!」
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