檸檬と蜂蜜・・・鈴の音

5/6
21人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「帰ろうか」 「うん」 カウンターの上に置いていた私とミウのカバン。 そこにはおそろいの鈴がついていて、ミウが私にくれたものだ。 図書室の鍵をかけて、職員室に続く薄暗い廊下を進むミウ。 その横を歩く私。 「ねぇ、すず」 「なに?」 「今度、すずが美味しいって思ったキャンディがあったら・・・私にも食べさせてくれる?」 「うん。いいよ・・・」
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!