第1章

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二人きりになった 実彩子と 西島。 西 「 実彩、何してたの ? 」 いつもとは 違う 強張ったような 笑顔で 尋ねる。 宇 「 ううん、何でもない。私が 弱かっただけ。ただ それだけ。」 と 作り笑いを して見せる 実彩子。 西 「 俺には 言えないんだ。」 嫉妬心 剥き出しの 西島。 そう言うと 実彩子の 腕を 引っ張り 店内へ 戻る。 宇 「 にっしー、痛いよ。」 そんな 実彩子の 声も 聞こえず、ずんずん 前へ進む 西島。 メンバーと スタッフさん達のいる 部屋へ行き、 西 「 俺ら、先 帰ります。お疲れ様でした。」 宇 「 お、お疲れ様でした。」 と、挨拶も 軽く済ませ 駐車場まで 行き 西島の車のそばに 辿りついた。
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