逃がさない

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****おまけ 「ひーくん、なんでここなの?」 「ここって、ホテル?」 腕のなかでモゾモゾとりのが動く 「お前のかーちゃんが、ホテルなら避妊もちゃんと出来るからホテル使えって 男なら金を出し惜しみするなとも言われたな」 「ぇ?」 「ちなみにかーちゃんに頼んで無理矢理同窓会に来させたのも俺」 「ぇ?ぇ?どういうこと?」 「・・・お前相変わらずバカだな」 「ぇ、ぁ、え?」 相変わらず鈍臭い でもまぁ、そんなとこも含めて好きなんだから仕方ない うん 俺に抱かれて、また色気が増した気がする。 ーー・・・うわ、最悪。 俺より先に、りのに触れた青山を思い出してしまった(触れたっていっても腕だけど) 「・・・」 うっわ、思い出したらガチでムカついてきた。 「ひーくん?」 「男に声かけられたらすぐ俺に言えよ 例えば今日の日比野とか、青山みたいに」 「あれは、またいじめようとしてただけで、 普段は声なんてかけられないよ」 「・・・」 ぁ、こいつダメだ。 「えと、ひーくん?」 しょうがねぇ。 マーキングしとくしかねーじゃん。 「ゴムまだあるし、もう一回」 「ぇ、あの、きゃぁあっ」 俺を嫌いになる方法なんて、絶対見つけさせてやんねーから。 何度でも惚れさせてやる。 END゜・.:゜*。゜
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