好きなだけ 第15話ー幸せの結末ー

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。・゜…・・・     ゜。。.゜・*… どれくらい 時が止まっていた…のだろう 「……あの……」 一弥の宝物からわずかに溢れた 消えそうな音色 私は途端 現実に引きずり戻された 『あっ…ご…ごめんなさい…』 ピタリと貼りついた唇を慌てて引き剥がした私の瞳は 目の前に座る一弥の宝物を 真っ直ぐ捕らえたまま 瞬きを忘れている えっ? 次の瞬間 私の脳裏にべったりと こびりついて離れない一弥の笑顔がたった今、 私の目の前に座る彼女の横に寄り添っていた ほらっ やっぱり貴方は幻覚だって 宝物の傍から離れない さっきの彼女の言葉なんて 一瞬で消え去り 私は又もや  ・・mijime・・と寄り添う
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