ケダモノ刑事の甘い独白

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 初めはガキ臭くて可愛げのないやつだと思っていた。けれど、こいつがゲイであることにはなんの抵抗もなかった。  むしろ、護衛対象としてこいつをずっと観察しつづけているうちにこの小動物みたいな男から目が離せなくなっていた。  無力でそのくせ粋がって、俺の嫌いなタイプだったはずなのにだ。
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