ケダモノ刑事の甘い独白

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「ぼ、僕は……その、篠田の強さとか、男らしいところとか……馬鹿だけど優しいところとか、何より僕に一生懸命なところが……好き、なんだけど……」  最後の方は蚊の鳴くような小さな声でよく聞こえなかったが、こいつにしては相当勇気を振り絞って告白したに違いない。  その証拠に、耳たぶまで真っ赤になって頭から今にも湯気が見えそうだ。 「……そうだな」
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