自覚と覚悟

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「ちょっとだけ、寝させて」 そんで、起きたら策を練るべ、って 布団をめくってベッドに潜り込んだら、 ――美紗緒の香り あー、なつい(感激) ――美紗緒の、肌の温もり ああ、ムラムラする 「カズくん……」 ぎゅっ、と美紗緒に抱きついてるからか、俺様の息子がこんな時だってゆうのに 正常に反応(当たり前だろ) 「――大人しくするから」 って、ちゃっかり美紗緒のTシャツの中に手をつっこむ 「も、もー!」 ほんの少しの平和な一時 幸せなんだ。ちょっとくらい多目に見てよ。 そんなお気楽なやり取りをしていた時 俺のジャケットの中で、携帯が鳴り響いていた ――波乱は、続く
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