818人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
「…それ、反則でしょ…」
腰を支え直される。獣みてぇに欲望のまま暴れやしないかと一瞬ひやりとしたが、あくまで花屋の動きは俺への負担をこれ以上には与えて来ない
だから、大泣きの俺のをそろそろ楽にしてやって欲しい
「前も触れ、も、ぐらぐらして来た…」
「もう少しだけ」
嬉しいからと、完全に熱情の見える表情で笑いながら言って来る
「いつでも出来んだろ、だから」
「…いつでも?」
「っは、……そうだよ…」
「俺の事好き?」
「誰が、こんな時にんな事言うか、ぼけ」
ふふふ、思わず漏れたんだろう花屋の笑い声。そしてやっと下を熱い手が握り混んで来る
「好き、祐介」
最初のコメントを投稿しよう!