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そして、先日、驚く事実がでてきた。
最初に飲み屋で、俺にモモヨの情報提供をした男は、
ドンの子飼いの記者だった。
すべては仕組まれていたのだ。
まんまと企画書を書き、番組まで作った俺はピエロだったのだ。
そう、すべては仕組まれていたのだ。
きっと復活した彼女のもとにはドンの誘いがあったはずだ
だが、彼女は断ったのだろう。
だからこそ、モモヨはチャリティにこだわリ続けている。
まあ昔の曲の利権は、四谷プロを通じて、
ドンに振り込まれているのだろうが・・・
彼女も、その子供も、
被害者かも知れないのだ。
だが、どちらにしろ
この仮説の証明はできない。
しかも時効だ。
俺は、この仮説を・・・・
握りつぶすことにした。
原田モモヨが復活した・・・
それだけでいいのだから。
「高木さん~招待状が届いてたわよ」
デスクの女の子が、俺に渡してくれる。
【中村会長50周年記念パーティー】
やばい、ドンは俺に気付いている。
早速、出席に丸をつけ、投函した。
だって、楽しそうじゃないか!
こいつも、伝説の1人!
そんなやつと会えるチャンスなんて
そうそうないからね!
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